shallとshouldのこんなに違う!3つの使い方と違いを徹底解説!

英文法
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この記事では

shallは結局どういう意味なの?

shouldは結局shallの過去形なの?

という方にわかりやすくshallshouldの使い方そして、その違いをわかりやすく解説していきたいと思います。

結論から先に言ってしまうとshallのイメージは「一本道」shouldはそれをマイルドにしたイメージを持っていただければ違いを理解し、使いこなせるようになります。

この記事では、shallとshouldの意味だけではなくて実際の単語のイメージを紹介します。

読んでいただければ幅広くshallとshouldを使いこなしていただけるかと思います!

すなお
すなお

shallとshouldの違い・使い方はイメージさえ分かれば簡単です!

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shallのイメージ

まずは、shallのイメージ「一本道」から説明していきます。

shallのイメージは「一本道」この説明だけでは理解が難しいと思いますので、詳細を説明していきます。

shallの使われ方は大きく分けて三つあります。

1:確信
2:法律(命令)
3:疑問

 使われ方が違うように見えるのですが、コアのイメージは「一本道」で理解することができます!

確信

「確信」のshallは日本語訳では「〜だろう」と訳されます。例えば、

You shall regret this.「あなたは後悔することになるだろう。」

ここで、shallの「一本道」をイメージしてください。

ここでは「一本道」を指してあなたには後悔するという一本道しかない。そういう運命にある。というニュアンスになります。

だからここでは

you shall regret this.「あなたは後悔することになるだろう。」と訳されるわけです。

1:確信「〜だろう」のイメージ:「一本道」を指差してあなたの運命はこう。それしかない!

法律(命令)

「法律」のshallは日本語訳では「〜すべし」「〜するものとする。」と訳されます。

You shall love your neighbor as yourself.「隣人を自分のように愛すべし。」

ここでも一本道をイメージしてください。神様を想像して、その神様があなたの運命を一本道で指し示しているイメージです。

そのイメージからあなたは「〜すべし。」あなたは「〜するものとする。」という訳になります。

かなりつよい言葉になるので、法律や聖書などの文書でよく使われるshallの使われ方です。

2:法律(命令)「〜すべし」のイメージ:神様があなたの運命を指し示しているイメージ。

疑問

「疑問」のshallは日本語訳では「〜しませんか?」と訳されます。

Shall we dance?「踊りませんか?」

ここでもしつこく一本道をイメージしてきます。

shallを使うことで、danceという行為に対して私たちで共に行動しませんか?と一本道を指し示してエスコートしているニュアンスになります。

なので、「踊りませんか?」という訳になるわけですね。

*Shall we dance?とLet’s dance!と同じ意味だと覚えている方がいらっしゃいますが、要注意です!

・Let's dance!(let us dance.の省略)「私たちに踊らせよう!」→「踊ろうぜ!」カジュアルな誘い方
・Shall we dance?→一本道を指し示してエスコートする丁寧な誘い方。

アメリカではLet’sが使われる傾向、イギリスではshallが使われる傾向があります。

文化の違いが出てて面白いですよね。

shouldのイメージ

shallの大体の使われ方一本道が理解できれば、shouldは楽勝です!

「マイルドなshall」これがshouldです。間違っても「〜すべき」と訳で覚えないでください。

そして、shouldはshallの過去形です。このマイルドと過去形であるということを覚えてください。

shouldは先ほどのshall一本道とニュアンスはさほど変わりません。先ほどの以下三つをマイルドにしていきます。

shouldはshallをマイルドに
1:確信
2:提案
3:疑問

確信

先ほどは

You shall regret this.「あなたは後悔することになるだろう。」

一本道を指し示して「それしかない」「そういう運命にある。」とやりましたが、これをshouldにするとマイルドになるので、

You should regret this.「あなたは後悔するはずだ。」

イメージは一本道でいいのですが、過去形になることで少しマイルドになります。

shallのイメージが「それしかない!」でしたがshouldはマイルドになって「〜するはずだ。」となります。

同じ確信なのですが、確信度が変わってきます。

なんで、過去形になるとマイルドになるの?

英語では、現在から離れた架空の話をするときはその現在と架空の離れた「距離感」を表すために過去形を使います。結果、

過去形にする=距離感が出る=遠回りな表現

になります。例えば、

shallを過去形に変えてshouldにすると

You shall regret this.「あなたは後悔するだろう。」

この文章が遠回しの言い方になるので、

you should regret this.「もしかしたら、あなたは後悔することになるだろう。

となります。これを意訳して「〜のはずだ。」という訳になるんです!

*いわゆる仮定法と言われるものです。

この過去形はマイルドになるというのははすべての助動詞で共通しているので、ぜひ覚えてください!

提案

「提案」のshouldはshall「法律・命令」がマイルドになったもので、「〜すべきだ」と訳されます。例えば、

You shall love your neighbor as yourself.「隣人を自分のように愛せ。」

こちらは聖書の有名なフレーズですが、shouldに置き換えるとマイルドになります。

You should love your neighbor as yourself.「隣人を自分のように愛すべきだ。

提案になるんですね。なぜかというと

過去形にする=距離感が出る=遠回りな表現
:shall(〜しなさい)⇨should(〜すべきだ)

だからですね!

疑問

「疑問」のshouldはshall「疑問」がマイルドになったものだとイメージしてください。例えば、

Shall we dance?「踊りませんか?」

とエスコートしている感じがマイルドになると

Should we dance?「私たち踊るべきでしょうか?

この道しかないけどこの道行くべき?と一本道をイメージしてなお悩んでいる感じですね。

なので「〜すべきでしょうか?」という訳になります。

*shouldの疑問形はwhyと一緒に使われることが多い

Why should I apologies to him?「なぜ私が彼に謝らなくてはいけいないの?」

shouldはwhyと一緒に使われることで意外性の意味が含まれます、これはshould一本道の進行、ここでいうと彼に謝るという行動が進行することに対してwhy?「なぜ?」と疑問をいただいているようなイメージです。

つまり、「なぜ彼に私が謝らなくてはいけないの?」と意外・予想外だというニュアンスになります。

よく出てくる使い方なのでWhy should I ~?も疑問形の使い方として覚えておくと便利です。

shouldとought toの違い

shouldとought toの違いについてについても解説しておきます。

両方とも「〜すべき。」と訳されるんですが、基本の意味は同じという理解で問題ないのですが、提案の使い方でちょっとした違いがあります。shouldを使うと

You should study English.「僕は君が勉強するべきだと思うよ。)

と「〜すべき」と言う意味ですが、話ている人の意見が入っているニュアンスが強くなります。

一方、ought toを使うと

You ought to study English.「君は英語を勉強すべきだ。」

と自分の意見ではなく、中立的な立場に立って「〜すべき」というニュアンスになります。

このような違いはあるんですけど、基本はshouldの使われ方提案・確信・疑問で同じように使うことができます。

ただし、shouldの方が日常的には圧倒的に使われてought to は聞くことが少ないです。

まとめ

shallのイメージ:一本道
shouldのイメージ:shallのマイルド+過去形
*過去形⇨現在から距離が出る⇨遠回しな表現⇨控えめになる
should:主観的な意味が強い。ought to:客観的な意味が強い。

この記事が少しでも皆さんの英語学習の助けになれば幸いです。

Thats it!

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