こんにちは、すなおです!
「読めるのに話すと通じない」「単語は知ってるのに伝わらない」――英語の発音で、こんなことで悩んでいませんか?
- ✅ 読めるけど、話すと通じない
- ✅ ネイティブの速い英語が聞き取れない
- ✅ 自己流のカタカナ発音から抜け出せない
- ✅ 発音をどこから直せばいいか分からない
これ、英語をやり直す大人がほぼ必ずぶつかる壁です。でも安心してください。原因は才能でも耳の良さでもありません。
原因はシンプルで、英語の「文字と音のルール(フォニックス)」を習っていないだけ。ここを押さえれば、聞こえ方も話し方も一気に変わります。
そこで今回は、英語をやり直す大人に必要な分だけ、発音が変わる5つのルールに絞って解説します。

先生、フォニックスって小学生がやるやつですよね?大人がやり直す意味あるんですか?

むしろ大人こそやるべき。「読めるけど話せない」「単語は知ってるのに通じない」の正体は、ここにあるんだ。
この記事を読み終わるころには、英語の音の土台ができて、聞こえ方も話し方も変わります。
― Let’s dive in! ―

📖 発音記号(IPA)が分からない方へ:本記事では /æ/ /kʌmɪn/ のような発音記号を使います。発音記号(IPA)早見表 をブックマークして、分からない記号が出てきたら見返してください。一気に覚えなくてOK、出てきたものから少しずつ慣れていけば必ず読めるようになります!
そもそも「フォニックス」って何?

そもそもフォニックスって、何ですか?
ひと言でいうと、「文字と音をつなげるルール」。
言ってしまえば、英語のひらがな表みたいなものです。
日本語で「あ」を見たら「ア」と読むのと同じように、英語では「a」を見たら /æ/、「c」を見たら /k/ と読む。
英語ネイティブの子供は、まず最初にこのルールを習います。
たとえば「cat」。
❌ 日本式:cat「キャット」
✅ ネイティブ:cat ⇨ c=/k/、a=/æ/、t=/t/ ⇨ /kæt/
ネイティブの子どもは、文字を見たらまず「音のルール」に変換する。
この「音のルール」が頭に入っていないまま単語を増やしても、カタカナ英語のまま積み上がるだけです。
大人こそ、フォニックスをやり直すべき理由

単語は読めるんですけど、いざ口から出すと「カタカナ」になっちゃって…全然通じないんです。

あるある。それは「文字 → カタカナ → 意味」というルートで処理してるからなんだ。
本来は 「文字 → 英語の音 → 意味」のはず。
間にカタカナが挟まっているから、口から出てもネイティブには届きません。
フォニックスをやり直す=このルートを引き直す作業。
文法やボキャブラリーを増やす前に、まずここをやるのが効率的。
母音の基本ルール

具体的には何から始めればいいですか?
細かく見れば100以上のルールがあるけど、英会話の中で特によく出会うのは「母音の普段の音5つ」と「サイレントE」。まずはここを押さえれば一気に英語っぽくなります。
母音の「普段の音」5つ
- a(apple, cat) → /æ/:口を横に大きく、「ア」と「エ」の中間
- i(sit, hit) → /ɪ/:エの口で「イ」を出す(脱力)
- u(cup, run) → /ʌ/:喉の奥から「ア」
- e(pen, bed) → /e/:日本語の「エ」に近い
- o(hot, dog) → /ɑː/:「オ」と「ア」の中間。顎を下に落として「ア」

注目すべきは、日本語の「アイウエオ」と一致しないこと。
とくに a と o は、カタカナ英語で一番崩れる音。
apple(りんご)/ cat(猫)/ sit(座る)/ hit(打つ)/ cup(カップ)/ run(走る)/ pen(ペン)/ bed(ベッド)/ hot(熱い)/ dog(犬)
サイレントE のルール
単語の最後に「e」が付くと、その e は読まないけど、前の母音をアルファベット読みに変えるルール。
cap /kæp/「帽子(キャップ)」 → cape /keɪp/「マント・岬」
hat /hæt/「帽子(ハット)」 → hate /heɪt/「嫌う(ヘイト)」
cut /kʌt/「切る(カット)」 → cute /kjuːt/「かわいい(キュート)」
これを知らないと、単語の読み方が全部ぐちゃぐちゃになります。

完璧にルールを覚えてないと、口に出すのが怖くて…文字は読めるんですけど、いざ発音すると不安で詰まるんです。

大丈夫、完璧に覚える必要はないよ。覚えるルールはたった2つだけ。「a, e, i, o, u」は「普段の音(cat の a)」と「アルファベット読み(cake の a=エイ)」の2パターン、それだけ覚えればOK。
日本人がつまずく子音3つ
カタカナ英語が一番崩れる子音、3つだけ。
① th


えっ、舌を歯で挟むんですか!?「サ」じゃダメなんですか?
舌を上下の歯で軽く挟んで息を出す。「サ」「ザ」では絶対通じない。
thank(感謝する)/ think(考える)/ this(これ)/ mother(母)
② r と l

英語の聞き取り・発音で最大の壁。
- r:舌をどこにも触れさせない
- l:舌先を上前歯の裏にしっかり付ける
逆になるだけで意味が変わります。
rice(米) / lice(シラミ)/ right(右) / light(光)
③ v と b

v は上の前歯で下唇を軽く噛んで「ブ」。
日本語のバ行(b)と完全に別の音。very と berry、voice と boy を区別できないと、ネイティブには別物に聞こえます。

v と b…似た音って、間違えるのが怖くて口に出せなくなる…

完璧じゃなくていい。口の形だけ意識して音を出してみる、それを繰り返すうちに自然に正しい発音が出るようになるよ!
very(とても)/ berry(ベリー・果実)/ voice(声)/ boy(少年)
動画でもチェック
文字だけだと伝わりにくいのが発音。実際の口の形と音は、動画でセットで見るのが一番早いです。
もう一歩先へ:音をつなげる「音声変化」3つ
フォニックス=1音1音のルール。実は英語が「速く・崩れて」聞こえる本当の理由は、音と音がつながったり弱まったりすることにあります。

音がつながったり消えたり…完璧に聞き分けられる自信なくて、つい固まっちゃうんだ。

その通り。リンキング(連結)・リダクション(脱落)・フラッピング(t→d)の3つは、別記事で順番にやっていこう。
大きく分けて3つ。それぞれ別記事で深掘りしていきます。
- リンキング(連結):an apple → アナポー など、音と音がつながる
- リダクション(脱落):for, of, to などが弱く・短く発音される
- フラッピング(t→d):water → /wɑːɾɚ/(ワーダー)、better → /beɾɚ/(ベダー)など、t が
/ɾ/(dに近い音)になる
👉 まずは リンキング から読むのがおすすめ。続いて リダクション → フラッピング の順で進めると、ネイティブの音が一気に立体的に聞こえてきます。
まとめ:フォニックスは「英語の音の土台」
フォニックスを身につけると、「英語をカタカナに直す」習慣そのものが消えます。
今日のポイントを最後に整理。
- フォニックス=文字と音をつなげるルール
- 大人こそ、まずここを引き直す
- 母音5つ+サイレントE で一気に英語っぽくなる
- 子音は th / r,l / v,b の3つに集中
- 次は リンキングで音をつなげる

分かりました!次のリンキング記事も楽しみです!

「文字と音」のつながりが見えてくると、英会話学習は驚くほど効率的になるよ。次もお楽しみに!

