こんにちは、すなおです!
こんなことで悩んでいませんか?
- ✅ 単語帳を買ったけど、3日で忘れちゃう…
- ✅ TOEICで覚えた単語が、会話だと一言も出てこない
- ✅ 何度書いても頭に入らない…自分は記憶力が悪いのかも
- ✅ 「単語が大事」って言われるけど、何から覚えればいい?
こんな悩みを抱えている人、めちゃくちゃ多いです。でも安心してください。あなたの頭が悪いわけじゃありません。
大人の記憶力に大きな差はなく、ほぼ全員が同じ条件です。違うのは「覚え方の順番」だけ。脳科学で「正しい順番」がもう分かっているのに、学校でも単語帳でも教えてくれないから、みんな同じ場所でつまずいているんです。

そこで今回は、2020年からSNSで英語学習を発信し、たくさんの学習者と試行錯誤してきた中でたどり着いた、科学的に正しい単語の覚え方を5つのルールにまとめます。これから紹介する5ルールを順番に使うだけで、単語は驚くほど頭に残るようになります。
この5つを順番に守るだけで、「会話で使える単語」が頭に積み上がっていきます。
― Let’s dive in! ―
5つのルールの全体像
細かい話に入る前に、全体像を1枚で見ておきましょう。脳の使い方は、大きく「保存する」と「取り出す」の2フェーズに分かれています。


「保存」と「取り出し」って分け方、新鮮ですね!

そう。多くの人は保存が浅いまま反復してるから定着しない。深く保存する3ルール → 強く取り出す2ルール、の順で身につけるのが最短ルートだよ。
そもそも、なぜ単語が頭に残らないの?

書いて何度も繰り返せば覚えられますよね?

実はそれ、一番効率が悪いやり方なんだ。書くだけだと「文字」しか脳に残らないから、文字を見た時しか思い出せない。会話で出てこない単語の正体はこれ。
脳には「保存のしかた」と「取り出しのしかた」にコツがあって、両方を意識するだけで単語は驚くほど忘れなくなります。それを5つのルールに整理したのが、これから紹介する内容です。
ルール1:コアイメージで覚える
「have=持つ」のように、1つの単語に1つの訳を当てて覚えるのはやめましょう。代わりに、その単語の「核となるイメージ」を1つだけ持つ。
例えば have なら「自分の中に何かがある」。すると、こんなふうに枝分かれする意味が、すべて1つのイメージから派生して見えてきます。
📌 I have a bike.(自転車を持っている)
📌 I have a headache.(頭痛がある)
📌 I have lunch.(ランチを食べる=食事を取り込んでいる)
📌 I have a meeting.(会議がある)

🧪 なぜ効くの?
言葉だけより、言葉+イメージで覚えると記憶定着が約2倍になる、という研究があります(デュアルコーディング理論)。脳には「文字の引き出し」と「絵の引き出し」の2つがあって、両方に保存すると思い出しやすくなる、というシンプルな仕組みです。

コアイメージは That’s it! のコース(30日間)でもDAY 4で集中して伝えてるよ!

「have=持つ」って真面目に1個ずつ覚えてたから、I have a headache(頭が痛い)が出てきて頭が真っ白になってました…!
ルール2:発音と一緒に覚える
新しい単語は必ず口に出してから書く・覚える。文字だけで覚えると「会話で出てこない単語」になります。
これは決して大袈裟ではなく、脳科学的にも明確な理由があります。

🧪 なぜ効くの?
お試し時と同じ条件でしか脳は思い出せません。文字だけで覚えた単語は、文字を見た時にしか出てこない。音と一緒に保存すれば、会話やリスニングのような「音の場面」でちゃんと出てきます。さらに、発音できない音は聞き取れないのも事実。発音と単語はワンセットで覚えるのが最強です。

発音は 第1教科:発音・リスニング で土台が作れるよ。単語と並行して進めるのが最短ルート。
ルール3:テーマ別に固めて覚える
単語帳のページ順に覚えるのではなく、「キッチン」「体のパーツ」「感情」「動作」などシーン別で固めるのがコツです。
例えば「キッチン」をテーマに覚えれば、料理の場面で knife / spoon / pan / boil / stir がまとめて出てきます。

🧪 なぜ効くの?
脳の中で単語は「関連の網」で繋がっています。バラバラに覚えるよりも、関連語をまとめて覚えた方が「1単語に複数の取り出し口」ができて、忘れにくくなります(処理の深さの理論/意味的ネットワーク)。

確かに「キッチンって何があったっけ?」って想像すると、自然と単語が浮かびそう…!

単語帳の最初から順番に真面目にやってたけど、シーン別の方が圧倒的に思い出しやすいです!
ルール4:眺めるんじゃなく、思い出す
単語帳を眺めるのは記憶に残りません。意味の部分を手で隠して、自分で思い出す=テスト形式に切り替えましょう。

🧪 なぜ効くの?
1週間後の記憶定着率を比較した有名な研究があります。
眺めるだけ:約40%/自分で思い出すテスト形式:約61%(Roediger & Karpicke, 2006)
「取り出すこと自体」が記憶を強くするのです。「あれ、なんだっけ…」と頭をひねる数秒が、一番記憶を作る瞬間。
ルール5:1日にまとめず、何度も分けて触れる
1回でじっくり全部覚えようとしない。短時間で何度も触れるのが正解。
イメージ:
- 初回:半分忘れててOK。「見たことある」レベルでスピード優先
- 翌日・数日後:同じ単語にまた触れる(思い出す)
- 1週間後:覚えた単語をスキップしながら、苦手だけ残す
- 2週間後:残った苦手単語に集中
回数の正解は人それぞれ。「忘れたタイミングで思い出す」を繰り返すのが脳に効きます。

1日にまとめて頑張りすぎてた…毎日ちょっとずつでいいなら、私でも続けられそうです!

🧪 なぜ効くの?
同じ時間勉強するなら、1日10時間より、10日に1時間ずつの方が定着率が約2倍(分散効果/Spacing Effect)。1日で覚えた単語の約74%は次の日に忘れるのが脳の仕様だからです(エビングハウスの忘却曲線)。
5ルールを1枚にまとめると
5つのルールを1枚絵で見ると、こんな構造になっています。

🧠 保存を深くする 3ルール
- ① コアイメージで覚える(言葉+絵)
- ② 発音と一緒に覚える(言葉+音)
- ③ テーマ別に固める(言葉+関連の網)
🎯 取り出しを強くする 2ルール
- ④ 眺めず、思い出す(テスト形式)
- ⑤ 1日にまとめず、何度も分けて触れる(分散反復)
このルールを実践したい人へ
5つのルールを意識しながら、こちらの記事で実践してみてください。
- 英語で体のパーツは何て言う?全78選 ― テーマ別の入口
- ネイティブが最初に覚える動詞100選 ― コアイメージで動詞を固める
- 対で覚えるネイティブが毎日使う形容詞100選 ― 表現の幅を広げる
※「単語帳の選び方」は新メソッドに沿って近日リライト予定です。
このルールが身についたサイン
- 体のパーツを英語で全部言える
- 動詞をコアイメージで思い出せる
- 形容詞を対(hot/cold等)で言える
- 新しい単語に出会った時、コアイメージと音をセットで覚える習慣がついた
ここまで来ると会話の8割は単語で困らなくなります。次は 英会話ロードマップ で、英文法の型を学ぶステップに進みましょう。
まとめ:単語は根性じゃなく仕組みで覚える
大事なポイントを最後にもう一度。
- あなたの頭が悪いんじゃない。覚え方の順番が違うだけ。
- 保存3ルール(コアイメージ・発音・テーマ別)で、深く保存する。
- 取り出し2ルール(テスト形式・分散反復)で、強く取り出す。
- 5ルールを順番に使うのが、科学的に最も効率的。

覚え方にこんなにルールがあったなんて…!根性だけじゃなかったんですね。

根性じゃなくて仕組みで覚えればOK。5つのルールを意識して数週間続ければ、自然と頭に残ってる感覚が分かるはずだよ。
― That’s it! ―
