こんにちは、すなおです!
「ゼロから始めて、3ヶ月でどこまで話せる?」——よく聞かれる質問です。先に正直に言うと、3ヶ月でペラペラは無理。日常英会話のマスターでも500〜1000時間かかると言われ、3ヶ月で1000時間こなすには1日11時間。基礎ゼロの人には現実的ではありません。
でも、ゴールを「日常でよく起こる簡単な会話ができる」に絞れば話は別。3ヶ月で英会話の”土台”は十分つくれます。この記事では、その土台づくりの順番とやり方をまるごと紹介します。
① 単語(中学英単語)
② 文法(中学文法)
③ 発音(フォニックス・リンキング・リダクション)
④ パターンフレーズ(会話の”型”)
⑤ 状況別フレーズ(自己紹介・買い物など)
⑥ 海外ドラマで実践

勉強した方がいいのは分かるんですけど、何から手をつければいいか分からなくて…。

学び方のコツは”順番”。土台から積み上げれば、遠回りに見えて実は最短だよ。この6ステップ、一緒に見ていこう!
単語
英語をパズルに例えるなら、単語はピース。ピースがなければ何も組み立てられません。まずは頭の中のピースを増やしましょう。
日常会話の約8割は中学英単語でできています。だから、中学レベルの単語帳を1冊、完璧にすればOKです。
レベルの高い単語帳には、日常会話でほぼ使わない難単語も混ざります。どれが基礎か分からず混乱するので、まずは基礎単語だけのものを。語彙を増やすのは、その後で大丈夫です。
📚 おすすめの単語帳3冊(どれでもOK)
ちなみにすなおが使っていたのはキクタン。少し量は多めですが「頑張れる!」という人向けです。
単語帳のくわしい選び方は 英会話初心者の単語帳の選び方 もどうぞ。
覚え方はシンプル。毎日200〜300語を、1日10〜15分でペラペラめくるだけ。これを毎日くり返します。
イメージは中学のクラスメイト。入学初日に全員の名前を覚えるのは無理でも、3年間毎日顔を合わせれば、自然とフルネームで覚えますよね。脳は何度もくり返し見たものを強く記憶します。単語もこれと同じです。
時間をかけても記憶に残りやすくなるわけではありません。1回じっくりより、短時間でも何度も。「たくさんを短い時間で」を意識しましょう。
単語帳がある程度頭に入ってきたら、次のステップへ。完璧を待つ必要はなく、ある程度わかれば同時進行でもOKです。ただ、単語がゼロだと本当に何もできないので、ゼロスタートの人はまず単語から始めてください。
単語の覚え方をもっとくわしく知りたい人は 単語の覚え方完全ガイド もどうぞ。

単語はパズルのピース!1個ずつじっくりより、毎日たくさんサッと見るのがコツだよ。
文法
単語がピースなら、文法はピースの並べ方を教えるルールブック。「疑問文はどう並べる?」「過去や未来はどう表す?」「助動詞の役割は?」——こうした疑問に答えてくれるのが文法です。
文法も、日常会話の約8割は中学レベルでカバーできます。ルールなので、サラッと目を通して使い方が分かれば十分。あとは実際の会話で使いながら覚えるのが一番身につきます。スポーツのルールブックばかり読んでも上手くならないのと同じですね。
中学文法をまるごと整理したい人は 英会話のための英文法完全ガイド が便利です。
発音
発音は単語学習と同時に始まります(単語帳には音声がついているので)。軽視されがちですが、「伝わる英語」にも「聞き取れる耳」にも欠かせません。理由はシンプルで、自分が知らない・出せない音は聞き取れないからです。
発音で押さえるのは、次の3つです。
① フォニックス ② リンキング ③ リダクション
フォニックス|音と文字のルール
フォニックスは音と文字の関係のルール。どの文字(や組み合わせ)がどんな音になるかを押さえます。
全単語を覚える必要はなく、アルファベットごとの音を先に押さえれば、あとは会話の中で法則が見えてきます。特に母音は要注意。母音が変わると一気に伝わらなくなります。
母音をはじめ、フォニックスのくわしいルールは フォニックス完全ガイド で解説しています。
リンキング|音がくっつく
リンキングは単語と単語がくっついて別の音になる現象です。
(walk you がくっついて [wɑːkju])
これも全部を覚えなくても、基礎のルールさえ押さえれば、あとは会話の中で自然と身についていきます。
音がくっつくパターンは リンキング完全ガイド でくわしく紹介しています。
リダクション|音が消える
リダクションは音が脱落する現象です。
What time is it? → Wha(t) time isi(t)?(リンキングとリダクションが同時に起こる)
これも基礎ルールを押さえればOK。正しい発音ができるようになると、リスニング力も格段に上がります。発音は「英語」では軽視されがちですが、「英会話」では超重要。ここの基礎もしっかり学んでください。

発音は地味だけど超大事。知らない音は聞き取れないからね。フォニックス→リンキング→リダクションの順で押さえよう!
消える音のパターンは リダクション完全ガイド でくわしく解説しています。
パターンフレーズ
パターンフレーズとは、日常会話で頻繁に使う“英語の型”のこと。単語が1ピースなら、パターンフレーズは複数ピースの塊です。塊で覚えておけば、会話でも単語ではなく文ごとパッと出てきます。
直訳は「〜したくない?」ですが、会話ではカジュアルにお誘いするときに使います。
例:Do you want to watch a movie tonight?(今夜映画見ない?)
型で覚えると Do you want to の部分を固定で使えてスムーズ。発音も型ごと頭に入るので、よく崩れる Do you wanna もそのまま身につきます。

フレーズは”塊”で覚えるのがコツ!単語から組み立てるより、ずっと早く口から出るよ。
型のまとめは ネイティブが毎日使う英語の型100選〜200フレーズ で学べます。
使いそうな状況別フレーズ
型まで来たら、次は自分が使いそうな場面ごとのフレーズを覚えていきましょう。
・自己紹介(名前・出身・仕事・趣味)
・日常会話(挨拶・世間話)
・買い物(注文・質問・お会計)
日常会話は決まったフレーズが多いので、覚えるだけでぐっと話せるようになります。特に自己紹介は必ず使うので、テンプレートを作ってしまうのがおすすめ。ここまで来ると、単語・文法・発音・型がフレーズの中に何度も出てくるので、記憶にも残りやすくなっています。

全部を一から作ろうとせず、”よく使う場面”のフレーズを丸ごと覚えるのが続けるコツ。自己紹介はテンプレ化が最強だよ!
まず覚えるフレーズに迷ったら 初心者がまず覚えるべき英会話フレーズ100選 が便利です。
海外ドラマを見る
仕上げは、ネイティブの自然な英語に触れること。教材の音声はわざとはっきり発音されがちなので、ドラマ・映画・トークショーなど自然な会話がリスニング練習に最適です。
好きな作品なら続けやすいのもポイント。英語学習は継続が命です。座学だけで飽きそうなら混ぜてOK。「月曜は単語、火曜はドラマ1本」くらいの気軽さで大丈夫。基礎があれば、学んだ表現が実際に使われる場面を復習しながら見られて、効率も上がります。

英語学習はとにかく継続が命。好きな作品で楽しく続けるのが、いちばんの近道だよ。
おすすめの海外ドラマは 英語学習におすすめの海外ドラマ7選 でレベル別に紹介しています。
まとめ
① 単語(中学英単語を1冊完璧に)
② 文法(中学レベルをサラッと+会話で使う)
③ 発音(フォニックス・リンキング・リダクション)
④ パターンフレーズ(会話の型を塊で)
⑤ 状況別フレーズ(自己紹介・買い物など)
⑥ 海外ドラマで実践
この3ヶ月のあとは、学んだ内容を復習して基礎を固め、海外ドラマで表現を増やしていくのがおすすめです。
この記事のような英会話の基礎を30日でまとめて学べる動画コース That’s it! も作りました。興味のある方はチェックしてみてください。
余談
基礎が身についたあと、仕事でフォーマルな英語・ビジネス英語が必要な人は、「中学英語は身についた」と実感できた段階で高校英語の単語・文法に進むといいです。高校英語は中学英語をより丁寧・フォーマルにしたものが多く、日常会話だけならそこまで必要ありません。優先度は圧倒的に中学英語。さらに上を目指す人は、中学英語をマスターしてから高校英語へ進みましょう。

6ステップを順番に、毎日コツコツ。3ヶ月で「簡単な会話ができる」土台は必ずつくれるよ。一緒にがんばろう!
That’s it!「知ってるのに喋れない」を30日で解消 → That’s it!
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