関係代名詞 完全ガイド|who / which / that の使い分け

英文法

こんにちは、すなおです!

関係代名詞(who / which / that など)について、こんなことで困ってませんか?

  • ✅ いつ who でいつ which を使うか分からない
  • that で全部済むんじゃないの?と思ってる
  • whom って何?難しそう…
  • ✅ そもそも関係代名詞って何のためにある?

大丈夫です。関係代名詞は「2つの文をつなぐ橋」のイメージひとつで全部スッキリします。

この記事では、関係代名詞の基本イメージ6種類の使い分け省略できるパターンまで、これ1本で完結する完全ガイドにしました。

― Let’s dive in ―

マナブ
マナブ

関係代名詞、学校で習ったけど、who と which と that の使い分けがいつも分からないんです…

すなお
すなお

大丈夫! 関係代名詞は「2つの文をつなぐ橋」って覚えれば、6種類は全部使いこなせるようになるよ!

そもそも「関係代名詞」って何?

関係代名詞は「2つの文を1つにつなぐ橋」です。

たとえばこんな2つの文があったとします。

  • I have a friend.(私には友達がいる)
  • He is kind.(彼は親切だ)

この2文を、関係代名詞 who橋を架けて1つの文にできます。

I have a friend who is kind.(私には親切な友達がいる)

関係代名詞は橋のイメージ図
マナブ
マナブ

なるほど、2つの文を1つにまとめる便利な道具なんですね!

なぜ日本人は関係代名詞が苦手?

関係代名詞が難しく感じる理由は、日本語と語順が真逆だから。

日本語 私が 買った 本(修飾語が前)
英語 the book which I bought(修飾語が後)

日本語は「修飾語(買った)→ 名詞(本)」の順なのに、英語は「名詞(book)→ 関係代名詞(which)→ 修飾語(I bought)」の順。逆だから混乱するんです。

でも、「英語は名詞の後ろから説明する」と覚えれば、全部スッキリします。

関係代名詞 6種類の全体像

関係代名詞は全部で6種類。「人・モノ・所有」と「主語・目的語」の組み合わせで決まります。

関係代名詞6種類の全体像
対象 主語の代わり 目的語の代わり 所有の代わり
👤 人 who(彼/彼女) whom(彼を/彼女を) whose(彼の/彼女の)
📦 モノ which(それ) which(それを) whose(それの)
🔄 万能 that(人・モノどちらでも代用OK)

+ もう1つ what(=the thing that)がありますが、これは特殊なので最後に説明します。

関係代名詞 6種類の使い方

ぺんぺん
ぺんぺん

私、ここの使い分けで何度もテストで点を落としてきました…! ひとつずつ見ていきたいです。

① who(人・主語の代わり)

「〜する人」と言いたい時に使う、一番出番が多い関係代名詞。

  • I have a friend who speaks English.(英語を話す友達がいるよ)
  • She is a doctor who works at this hospital.(彼女はこの病院で働くお医者さんだよ)
  • The man who called me yesterday is my uncle.(昨日電話くれた人は叔父さんだよ)

💡 Point!

who = 「人」を後ろから説明する時に使う。
すぐ後ろに動詞が来る(主語の代わりだから)。

② whose(人・モノ・所有の代わり)

「〜の」(持ち物・関係)を表したい時に使う。

  • I have a friend whose father is a doctor.(お父さんがお医者さんの友達がいるんだ)
  • The girl whose hair is long is my sister.(髪の長い女の子が私の妹だよ)
  • This is the cat whose name is Tom.(これが Tom という名前の猫だよ)

💡 Point!

whose = 「〜の」(his/her/its の代わり)。
すぐ後ろに名詞が来る(「whose + 名詞」のセット)。
人にもモノにも使えるのが便利。

③ whom(人・目的語の代わり)

「〜する相手」と言いたい時に使う、ちょっと硬めの表現。

  • The man whom I met yesterday is a teacher.(昨日会った男性は先生なんだ)
  • She is the woman whom I love.(彼女が私の愛する人なんだ)
📝 ちょっと注意

whom はフォーマル・書き言葉。日常会話ではほぼ使わない

会話では who に置き換えるか、関係代名詞自体を省くのが普通:

✅ The man who I met yesterday…(who で代用・カジュアル)

✅ The man I met yesterday…(省略・自然)

→ 試験以外では whom の優先順位は低めでOK!

④ which(モノ・主語/目的語の代わり)

「〜なモノ」と言いたい時に使う。人には使わない(人は who)。

  • This is the book which I bought yesterday.(これが昨日買った本だよ)
  • The car which is parked over there is mine.(あそこに停まってる車は私のなんだ)
  • I lost the pen which my mother gave me.(母がくれたペンをなくしたんだ)

💡 Point!

which = 「モノ」を後ろから説明する時。
主語の代わりでも目的語の代わりでも形は同じ(whom みたいに変化しない)。

⑤ that(人・モノ 万能)

関係代名詞の万能カード。who / whom / which の代わりに使えます。

  • I have a friend that speaks English.(英語を話す友達がいるよ=who)
  • This is the book that I bought.(これが私が買った本だよ=which)
  • The man that I met is a teacher.(私が会った男性は先生なんだ=whom)

💡 Point!

thatwho / whom / which すべての代わりになる便利屋。
迷ったら that を使えばだいたい OK!
特に最上級・序数(the first / the best)の後that がよく使われる。

ぺんぺん
ぺんぺん

that が万能なら、迷ったら that でいいんですね…! 学校で「使い分けが大事」って習ったけど、そこまで神経質にならなくて良かったのか…

⑥ what(=the thing that)

what だけ仲間外れ。それ自体に「もの・こと」という意味を含む特殊な関係代名詞です。

what = the thing that(〜のもの・こと)と覚えればOK。

  • I don’t know what you mean.(あなたの言いたいことが分からない)
    = I don’t know the thing that you mean.
  • What I want is freedom.(私が欲しいものは自由だね)
    The thing that I want is freedom.
  • Tell me what happened.(何が起きたか教えて)
    = Tell me the thing that happened.

💡 Point!

他の関係代名詞は名詞の後ろに置くけど、what単独で使う
「the thing that」を1語にしたもの、と覚えるのが分かりやすい。

関係代名詞は省略できる!

実は、目的語の代わりの関係代名詞は省略できる。これがネイティブの会話を一気にスッキリさせる秘密です。

関係代名詞の省略パターン

省略できるのは「目的格」だけ

ポイントは単語ではなく“役割”。同じ which / that でも、目的語の働きなら省略OK主語の働きならNGです。
見分け方:関係代名詞のすぐ後ろが「主語+動詞」なら目的格(省略OK)すぐ後ろが「動詞」なら主格(省略NG)

✅ 省略できる=目的格(後ろに〈主語+動詞〉)

・The man whom I met yesterday…(私が会った男性)
・The book which I bought…(私が買った本)
・The man that I met

❌ 省略できない=主格(後ろにすぐ〈動詞〉)+ whose

・The man who lives here…(ここに住む男性)
・The book which is on the desk…(机の上にある本)
whose(所有「〜の」)は省略できない

例えばこう:

  • The book which I bought is interesting. → The book I bought is interesting.
  • The man whom I met is a teacher. → The man I met is a teacher.

ネイティブの会話では省略する方が自然(より会話っぽい響きになる)。長い文をいちいち言うのめんどくさいしね!書き言葉では省略しない方が丁寧、くらいの違いです。

コン太
コン太

俺、”The book I bought” みたいに省略してたけど、これも関係代名詞だったのか…! 知らずに使ってた!

who/which と that — どっち使ってもいいけど響きが違う!

マナブ
マナブ

who も that も同じ意味なら、結局どっち使えばいいんですか…?

すなお
すなお

いい質問! 実は意味は同じだけど、響き(フォーマルさ)が結構違うんだよね。

who/which/that のフォーマル・カジュアル軸
💡 ポイント

「フォーマルかカジュアルか」の響きの違いです。

who → フォーマル / カジュアル両方。にのみ使う

which → フォーマル・書き言葉でよく使う。モノにのみ使う

that → カジュアルな会話でよく使う。人・モノ両方に使える

→ 会話で迷ったら that、書き言葉では who/which を選ぶと自然。

つまり、会話なら that、書き言葉やフォーマルな場面では who / which を選ぶと自然に聞こえます。

コン太
コン太

俺、英会話だと that ばっか使ってたわ! who とか which って書く時だけだから、別にそれでよかったんだ!

会話でよく使うTOP3パターン

6種類の使い方を覚えたら、次は「実際の会話でどう出てくるか」。ネイティブが特によく使う3つの定番パターンを紹介します。

🥇 第1位|関係代名詞を省くパターン

使うシーン:昨日会った男の人」「私たちが観た映画」みたいに、オレンジの名詞青の修飾語で説明したい時。ネイティブは関係代名詞(that/which/whom)を省略してサクッと言うのが圧倒的に多い。

型: the X (that/which) I/you 〜(私/あなたが〜した○○)

✅ the guy I met yesterday昨日会った男の人
✅ the movie we watched私たちが観た映画
✅ the thing you saidあなたが言ったこと

that / which / whom を入れる代わりに省略する方が会話っぽい。ルールで考えず、リズムで覚えるのがコツ。

🥈 第2位|強調・特定 the one who 〜

使うシーン:電話したのだよ」「助けてくれたは彼だよ」みたいに、主語を強調・特定したい時。海外ドラマで言い争いや弁明シーンによく出る。

型: I'm / He's / She's the one who 〜(〜したのは私/彼/彼女)

✅ I'm the one who called you.(電話したの私だよ)
✅ You're the one who needs to apologize.(謝るべきなのは君だよ)
✅ He's the one that helped me.(助けてくれたのが彼なんだ)

→ 「私が!」「君が!」と誰が主役かを示す定番フレーズ。

🥉 第3位|一般化 anyone/anything that 〜

使うシーン:来たいは誰でも」「役に立つものなら何でも」みたいに、抽象的に範囲を絞る時。歓迎・許可・条件を伝える場面で頻出。

型: anyone / everyone / anything / everything (that/who) 〜

Anyone who wants to come is welcome.(来たい人なら誰でも歓迎だよ)
Everything I do is for you.(私がやることは全部君のためだよ)
Anything that helps is fine.(役に立つものなら何でもいいよ)

→ 会話で「○○な人なら」「○○なら何でも」と条件を広く言いたい時に便利。

マナブ
マナブ

「the guy I met yesterday」みたいな省略って、関係代名詞だったんですね! ドラマで普通に聞いてたけど、全然意識してませんでした!

迷ったときのフローチャート

どの関係代名詞を使うか迷ったら、このフローで判断。

関係代名詞の選び方フローチャート

3つの質問で判断!

Q1. 説明したいのは「人」?「モノ」?
→ 人:Q2へ / モノ:which(または that

Q2.(人の場合)どの役割?
→ 主語の代わり:who(または that
→ 目的語の代わり:whom or 省略(または that or who
→ 所有「〜の」:whose

Q3. 迷ったら?
that でだいたいOK!(書き言葉なら正式な使い分けを)

おまけ|コンマあり vs コンマなし

関係代名詞には「コンマあり」と「コンマなし」の2パターンがあり、ニュアンスがちょっと違います。

コンマなし:「どれのこと?」を絞り込む(他と区別)
📌 I have a friend who lives in Tokyo.(東京に住んでる友達がいるんだ)

コンマあり:「ちなみに〜」と補足する
📌 I have a friend, who lives in Tokyo.(友達がいてさ、ちなみにその子は東京に住んでるんだ)
📌 This bag, which I bought yesterday, is so cool.(このバッグ、昨日買ったんだけど超いい感じ)←モノだから which

⚠️ コンマありでは that が使えない! コンマがある時は who / which を使う。

日常会話ではあまり気にしなくてOKですが、書き言葉やテストでは差がつきます。

関係代名詞 定着クイズ

覚えたかチェック!次の( )に入る関係代名詞は?

Q1. I have a friend ( ) speaks English.(英語を話す友達がいるよ)

Q2. This is the book ( ) I bought yesterday.(これが昨日買った本だよ)

Q3. The girl ( ) hair is long is Emma.(髪の長い女の子は Emma だよ)

Q4. Tell me ( ) you want.(欲しいものを教えて)

Q5. This is the best movie ( ) I have ever seen.(これが今まで見た中で最高の映画だよ)

▶ 答えを見る

Q1. who(人・主語) / that も可

Q2. which(モノ・目的語)/ that も可 / 省略も可

Q3. whose(所有)

Q4. what(=the thing that)

Q5. that(最上級の後は that がベスト)

関係代名詞は「型」で覚えると会話で出てくる

ここまで6種類の使い分けを解説してきましたが、実はこうしてルールを頭で考えてる間は、会話ですらっと出てこないのが本音です。

ルールで考えていると会話のテンポについていけない

「主語の人だから who、目的語だから whom…」と組み立てようとしている間に、ネイティブの会話はどんどん先に進んでしまう。会話で使えるようになるには、組み立てるんじゃなく「型」で覚える必要があります(詳しくは 英会話フレーズ完全ガイド で解説)。

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まとめ|関係代名詞は「橋」

  • ✅ 関係代名詞 = 2つの文をつなぐ橋
  • ✅ 種類は6つだけ(who / whose / whom / which / that / what)
  • 人なら who / whom / whose、モノなら which
  • 迷ったら that でOK(万能カード)
  • 目的語の関係代名詞は省略可能(ネイティブはよく省く)
すなお
すなお

「橋を架ける」イメージさえあれば、関係代名詞はもう怖くない! 迷ったら that を使えば9割解決するよ。

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