こんにちは、すなおです!
how to use、I want you to…、too hot to eat——どれも会話に毎日出てくるのに、学校では「不定詞の応用」としてバラバラに習うから、頭の中で迷子になりがちです。じつはこれ、ぜんぶたった1つのイメージでつながっています。
- ✅
how to useのような形、読めるけど自分の口からは出てこない - ✅ 「君に来てほしい」と言いたいのに、
I want you…の続きが出てこない - ✅
It’s easy to …のitが何を指すのか謎 - ✅
too … toの文に not が無いのに「できない」と訳される理由が分からない
覚えることは1つだけ。「to do = これからすること」。今日出てくる4つの型は、この to do の前に置く言葉が違うだけです。順番に見ていきましょう!

不定詞って to のあとに動詞を置くやつですよね…? 基本は分かったのに、how to とか want you to とか、形が増えてくると急に混乱するんです…。

その混乱、今日で終わりにしよう! 増えて見えるだけで、真ん中にいるのはいつも同じ「to do=これからすること」。前に何を置くかで意味が決まるんだ。
コアイメージ|to do は「これからすること」の矢印

不定詞と動名詞の記事でも紹介したとおり、to do のコアイメージは「→(これからすること)」という前向きの矢印です。
今日の4つの型は、この矢印の前に置くパーツを入れ替えているだけ。次の全体マップの4つが、今日の内容のすべてです。
全体マップ|4つの型はこれだけ
①
what / how / where + to do(〜すればいいのか)②
want / ask / tell 人 + to do(人に〜してほしい・頼む・言う)③
It’s … to do(〜するのは…だ)④
too … to do / … enough to do(…すぎてできない/十分…なのでできる)型①|疑問詞 + to do「〜すればいいのか」

最初の型の公式は、この1行だけです。
※ 『3秒英作文』 Q.45「わからない」より引用
できあがったカタマリは、know や tell のあとに名詞のようにポンと置けるのが便利なところ。
what:I don’t know what to say.
(何て言えばいいのか分からないよ)—「言う内容」が分からない
how:Can you tell me how to get there?
(そこへの行き方を教えてくれる?)—「方法」が分からない
where:I don’t know where to park.
(どこに停めればいいのか分からないんだ)—「場所」が分からない
how to … は「〜のやり方」として名詞のカタマリでも大活躍します(例:how to cook「料理のやり方」)。

疑問詞が to do の前にくっつくだけで「〜すればいいのか」になるんですね! 疑問文を作らなくていいから、ラクです…!
型②|want 人 to do「人に〜してほしい」

I want to go. は「私が行きたい」。ここで want と to の間に人を割り込ませると、これからする人がバトンタッチして「その人に〜してほしい」になります。
I want to go.(私が行きたい)↓ 人を割り込ませる
I want you to go.(君に行ってほしい)want 人 to:I want you to come to the party.
(君にパーティーに来てほしいんだ)— してほしい
ask 人 to:She asked me to help her.
(彼女は私に手伝ってと頼んだんだ)— と頼む
tell 人 to:My mom told me to clean my room.
(お母さんは私に部屋を掃除しなさいと言ったよ)— と言う・指示する
want(してほしい)・ask(と頼む)・tell(と言う)は、ぜんぶ「人 + to do」を後ろに置ける仲間です。
型③|It’s … to do「〜するのは…だ」

「英語を学ぶのは楽しい」と言いたいとき、主語の「英語を学ぶこと」は長い。そこで英語は仮の主語 It を先に立てて、中身の to do をあとから言うスタイルを取ります。it は「それ」と訳さない、ただの置き位置キープ役です。
基本形:It’s fun to learn English.
(英語を学ぶのは楽しいよ)— it は to 以下の代役
for 人:It’s hard for me to get up early.
(私にとって早起きはつらいんだ)—「誰にとって」を for で追加
「誰にとって」を言いたいときは、to do の前に for 人 を置くだけでOK。
📎 気になる人向け|for じゃなくて of になるとき
of のコアイメージは「〜のもの・〜の性質」。It’s kind of you to help me.(手伝ってくれるなんて優しいね)は、その優しさが「あなたのもの(あなたの性質)」という感覚です。だから You are kind. と言い換えても意味が通ります。
一方 for 人 は「(人)にとって」=ただの視点。It’s difficult for me.(私には難しい)を I am difficult.(私は気難しい人)とは言い換えられませんよね。
見分けかた:「人 is 形容詞」に言い換えて意味が通るなら of(kind / nice / sweet など性格ほめ系)、通らないなら for。会話ではまず for を使いこなせれば十分!
型④|too … to do「…すぎて〜できない」

too の和訳は「とても」ではなく「〜すぎる」。コアイメージは「限度を超えている」です。状態が限度オーバーだから、to do「これからすること」に手が届かない——だから not が無いのに「できない」の意味になるんです。
too:It’s too cold to swim today.
(今日は寒すぎて泳げないよ)— 寒さが限度超えで「泳ぐ」に届かない
too(過去):I was too tired to cook.
(疲れすぎて料理できなかったんだ)
逆に「十分…なので、することに届く」が enough to do。enough は状態のあとに置くのがポイントです。
enough:He’s old enough to drive.
(彼は運転できる年齢だよ)— 年齢が十分だから「運転」に届く

too の「限度超え」、めっちゃ分かるぜ! 海外の友達は、うますぎる話を聞くと Too good to be true.(うますぎて逆に怪しい)ってよく言ってる。会話でそのまま使える定番だぜ!
よくある間違い3つ
不定詞の発展形でつまずくポイントを3つ。ここだけ気をつければ大丈夫です。
1「〜してほしい」で that を使ってしまう
❌ I want that you come.
✅ I want you to come.(君に来てほしいんだ)want の後ろは「人 + to do」。that の文は続けられません。
2too を「とても」の強い版だと思って使う
❌ I’m too happy!
✅ I’m really happy!(すごく嬉しいよ!)too は「限度超えで困る」ニュアンス。ただ強調したいなら really / so を使いましょう。
3「私にとって」を to me にしてしまう
❌ It’s difficult to me to understand.
✅ It’s difficult for me to understand.(私にはそれを理解するのは難しい)
「誰にとって」は for 人。to do の直前に置きます。
会話でよく使う不定詞の発展形 ベスト3
まずはこの3つの型を覚えると、今日から会話で使えます。
🥇 第1位| I don’t know what to do.(どうすればいいか分からない)
使うシーン: 困ったとき・迷ったとき。
型: I don’t know + 疑問詞 + to do
✅ I don’t know what to do.(どうすればいいのか分からないよ)
✅ I don’t know what to wear today.(今日何を着ればいいか分からない)
→ 困った気持ちをそのまま言える万能フレーズ。
🥈 第2位| Do you want me to 〜?(〜しようか?)
使うシーン: 手伝いや行動を申し出るとき。
型: Do you want me to do …?
✅ Do you want me to open the window?(窓を開けようか?)
✅ Do you want me to check?(確認しようか?)
→ 直訳「私に〜してほしい?」が「〜しようか?」の申し出になる、型②の代表選手。
🥉 第3位| It’s too … to 〜.(…すぎて〜できない)
使うシーン: 「〜すぎてできない」を、理由ごとひとことで伝えたいとき。
型: It’s too [状態] to do
✅ It’s too early to give up.(あきらめるには早すぎるよ)
✅ It’s never too late to start.(始めるのに遅すぎることはないよ)
→ 励ましにもそのまま使える too … to。

🥈の Do you want me to 〜? は本当に毎日使うよ。直訳の「あなたは私に〜してほしい?」から「〜しようか?」の申し出になる、型②の代表選手だ!
理解度チェック|不定詞の発展形クイズ5問
カッコの中から正しい方を選んでください。「to do = これからすること」を思い出して!
Q1. I don’t know ( how to / how ) use this app. (このアプリの使い方が分からない)
Q2. She wants me ( to wait / wait ) here. (彼女は私にここで待っていてほしいと思ってる)
Q3. I want ( you to / that you ) try this. (君にこれを試してほしいんだ)
Q4. This box is ( too / very ) heavy to carry. (この箱は重すぎて運べないよ)
Q5. It’s important ( for / of ) us to practice every day. (私たちにとって毎日の練習は大事だ)
▶ 答えを見る
Q1. how to(疑問詞+to do で「〜のやり方」)
Q2. to wait(want 人 のあとは to do)
Q3. you to(that の文は続けられない)
Q4. too(「できない」の意味を出すのは too)
Q5. for(「誰にとって」は for 人。of は性格をほめるときだけ)
まとめ|前に置く言葉で to do の意味が決まる
・疑問詞 + to do →「〜すればいいのか」
・want / ask / tell 人 + to do →「人に〜してほしい・頼む・言う」
・It’s 状態(for 人)+ to do →「(人にとって)するのは…だ」
・too 状態 + to do →「限度超えで届かない=できない」/ enough →「十分だから届く」

4つの型が「to do の前に何を置くか」だけの違いだと分かれば、もう応用は怖くないよ。まずはベスト3のフレーズから、今日の会話で使ってみよう!
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- 不定詞と動名詞の違い(この記事の土台。to do と doing の使い分け)
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文法マップ STEP 23 / 27

