こんにちは、すなおです!
助動詞(can / will / must / should など)について、こんなことで悩んでませんか?
- ✅ 助動詞が9つもあって、結局どれをどう使い分けるのか分からない
- ✅ 学校で日本語訳は覚えたけど、いざ会話で助動詞が出てこない
- ✅
must・have to・shouldの強さの順番がよくわからない - ✅
couldってcanの過去形なの?それとも丁寧な言い方なの?
大丈夫です。助動詞は「動詞に気持ちを足すスイッチ」という1つのイメージで、全部スッキリ整理できます!
この記事では、助動詞メイン9つを3つのグループに分けて、それぞれのコアイメージと使い分けをひと目で分かるようにまとめました。
― Let’s dive in ―

助動詞、中学で習ったけど、can と could と may の違いとか、結局よく分からないまま会話してます…

大丈夫! 助動詞は「動詞に気持ちを足すスイッチ」って覚えれば、9つは全部使いこなせるようになるよ!
そもそも助動詞って?
助動詞は、その名前の通り「動詞を助ける」ことば。動詞だけだと「事実」しか伝わらないところに、話し手の気持ち(意思・可能性・義務)を足してくれます。
❌ I go to Tokyo.(東京に行く・事実だけ)
✅ I will go to Tokyo.(東京に行くんだ・意思を足す)
✅ I can go to Tokyo.(東京に行ける・可能性を足す)
✅ I must go to Tokyo.(東京に行かなければならない・強い義務を足す)
つまり助動詞は動詞に気持ちを足すスイッチ。どのスイッチを押すかで、伝わる気持ちが変わります。

助動詞 9つの全体マップ
メインの助動詞は9つ。これを3つのグループに分けて整理すると、ぐっと覚えやすくなります。

→
can / could / may / might
🟠 意思グループ(2つ)
→ will / would
🟣 義務・推測グループ(3つ)
→ must / have to / should
各グループの中で「強さ」や「距離感(控えめさ)」が変わります。1つずつ見ていきましょう。

3グループに分けて整理すると、頭がスッキリしそうです…!
🔵 可能性グループ|can / could / may / might
「〜できる」「〜かもしれない」など、可能性や推量を表すグループ。can/could は「可能性」、mayは「許し」から派生した「推量」、mightはその控えめ版がコアイメージ。4つの中で「強さ」と「距離感」が変わります。
① can|可能性がある
コアイメージ:可能性がある
- I can speak English.(英語が話せるよ=話す「可能」性がある)
- You can sit anywhere.(どこに座ってもいいよ=座る「可能」性を許す)
- It can get noisy in the morning.(朝はうるさくなることもあるよ=うるさくなる「可能」性もある)
💡 Point!
can = 「可能性がある」のスイッチ。
「できる(能力)」「してもいい(許可)」「あり得る(可能性)」は全部「可能性」で繋がる。
② could|控えめな可能性(canの過去形)
コアイメージ:ありえるけど、はっきりとは言えない(控えめな可能性)
- It could rain later.(後で雨が降るかもしれない=控えめな可能性〈予測〉)
- He could be the one.(彼が運命の人かもしれないよ=控えめな可能性〈推測〉)
- Could you open the window?(窓を開けてくれますか?=控えめに可能性を尋ねる丁寧な依頼)
💡 Point!
could は can の過去形&控えめな表現。
過去形にすることで 現実との距離感 が出る → 遠回りな言い方(控えめ・丁寧)になる。
過去形を使うと「もしよかったら」のように現実から少し離れた表現になり、ストレートな現在形より一歩引いた、丁寧な響きになります。
✅ Can you pass the salt?
→ 現在形:ストレートに「塩取ってくれる?」(カジュアル)
✅ Could you pass the salt?
→ 過去形:「(もしよかったら)塩取ってもらえますか?」と、一歩引いた丁寧な響き
これは can/could だけでなく will/would、may/might 全部に共通するルール。

③ may|許し → 推量
コアイメージ:上の立場から下の立場に「許し」を与える。なので、ある選択肢が自分の中で許された結果として、「推量(〜かもしれない)」の意味にもなる。
- I may take a day off tomorrow.(明日は休むかもしれない=自分の中で休む選択肢が許された=推量)
- You may use this room.(この部屋を使って構いませんよ=相手に許しを与える・フォーマル)
- May I ask a question?(質問してもよろしいでしょうか?=相手に許しを乞う)
💡 Point!
may = 「許し」のスイッチ。使い方は2つに分かれる。
① 対人(May I 〜? / You may 〜):相手に許しを与える/乞う=「〜してよろしい」。現代ではフォーマル寄り。
② 事実について(It may rain. / She may know.):「起こることが許されている=起こり得る」と捉えて 「〜かもしれない(推量)」。日常で頻出。
④ might|控えめな推量(mayの過去形)
コアイメージ:mayが控えめになった表現(過去形=距離感)。「もしかしたら〜かも」の控えめな推量によく使われる。
- She might come later.(彼女は後から来るかもしれないよ=控えめな推量)
- I might miss the train.(電車に乗り遅れるかも=控えめな推量)
💡 Point!
might は may の過去形=控えめ。
mayが控えめになることで、結果として 控えめな推量「もしかすると〜かも」の意味によく使われる。
なお、mayの「許し」用法(May I 〜? など)はmightではほぼ使われない。mightは推量専用と覚えてOK。
ただし、may と might の違いは実際にはほとんどなく、ネイティブもほぼ同じ感覚で使います(mayがやや確信度高め・フォーマル寄り、mightがやや弱めという程度)。神経質に使い分けなくてOK。

can/could は「可能性」、may は「許し」から派生した「推量」、might はその控えめ版ってコアイメージが違うんですね! 過去形にすると控えめになるのも面白い…!
🟠 意思グループ|will / would
「〜するつもり」「きっと〜だろう」など、意思・確信を表すグループ。
① will|意思・確信
コアイメージ:話し手の意思や確信、心の中でそうなると思い込んでる
- I’ll call you tonight.(今夜電話するよ=自分の意思)
- You’ll like this restaurant.(きっとこのレストラン気に入るよ=確信)
- Will you join us?(一緒に来る?=相手の意思を尋ねる)
💡 Point!
will は「未来の予定」ではなく、「今、心の中で決めた意思」「そうなる確信」のスイッチ。
だから I will go. は「これから行くわ(今決めた)」のニュアンス。
② would|控えめな意思・希望(willの過去形)
コアイメージ:意思や希望を控えめに伝える
- That would be great.(そうだといいなぁ=控えめに希望)
- I’d rather walk than take the bus.(バスより歩く方がいいかな=控えめに自分の好みを伝える)
- Would you sit over here?(こっちに座ってくれますか?=控えめに相手の意思を確認=丁寧な依頼)
💡 Point!
would = will の過去形&控えめな表現。
「そうなるならいいんだけどね…」と、心の中で一歩引きながら意思を示すイメージ。
🟣 義務・推測グループ|must / have to / should
「〜しなきゃ」「〜のはず」など、義務や推測を表すグループ。3つの「強さ」の違いを押さえるのが鍵。
① must|強いプレッシャー
コアイメージ:強いプレッシャーを感じたり、相手にかけたりする
- I must call my parents tonight.(今夜は絶対両親に電話しなければならない=自分にかける強いプレッシャー)
- You must be hungry.(絶対お腹空いてるでしょ=頭の中で強く確信してるプレッシャー)
- You must read this book!(この本絶対読んでみて!=相手に強く勧める強いプレッシャー)
💡 Point!
must は「強いプレッシャー」のスイッチ。
そのプレッシャーが自分に向くと「義務」、自分の頭の中で強く思い込むと「確信(強い推測)」、相手にぶつけると「強くおすすめ」になる。
共通するのは「強い・はっきりした」感覚。
must はフォーマル寄りで、日常会話ではあまり使われません。日常会話では次の
have to の方が圧倒的によく使われます。
② have to|やるべきことを持っている
コアイメージ:外からの事情で「やらないといけない」状態
- I have to leave early today.(今日は早く帰らなきゃ=帰るべき事情・理由を持っている)
- You have to try this cake.(このケーキ絶対食べた方がいいよ=食べるべき理由を持っているくらい強くおすすめ)
- Do you have to work this weekend?(今週末も働かなきゃダメなの?=働くべき事情・理由を持ってるの?)
💡 Point!
have to = 「やるべきことを持っている」(have = 持つ)のイメージ。
must が「内側からのプレッシャー」なのに対し、have to は「外からの事情」でやらないといけない感じ。
③ should|普通だったらそうする(軽いアドバイス・推測)
コアイメージ:普通だったらそうする・そうなる
- You should drink more water.(もっと水分とった方がいいよ=普通だったらもっと水分を取るのが当たり前)
- She should be home by now.(彼女はもう家にいるはず=普通ならもう着いてる)
- You shouldn’t drive when you’re tired.(疲れてる時は運転しない方がいい=普通だったら疲れてる時は運転しない)
💡 Point!
should = 「普通だったらそうする・そうなる」のスイッチ。
アドバイス(〜した方がいい)でも 推測(〜のはず)でも、根っこは「普通だったら」。
must(強) > have to(中) > should(弱)
– must:絶対〜(強いプレッシャー)
– have to:〜しなきゃ(外からの事情)
– should:〜した方がいい(普通だったら)

俺、会話では have to ばっか使ってたわ! must だとめちゃくちゃプレッシャーかけちゃうんだ…よかったぁ…
会話でよく使うTOP3パターン
9つの助動詞を覚えたら、次は「実際の会話でどう出てくるか」。ネイティブが特によく使う3つの定番パターンを紹介します。
型: Could you 〜? / Would you 〜?
✅ Could you check this email?(このメール確認してもらえますか?)
✅ Would you repeat that?(もう一度繰り返してもらえますか?)
✅ Could you turn down the music?(音楽の音量を下げてもらえますか?)
→ Can you 〜? よりも丁寧。お店・職場・初対面で大活躍。
💡 細かいニュアンス:Could you 〜? は相手に「可能か」を尋ね、Would you 〜? は相手の「意思」を尋ねる。日常会話では同じ感覚で使えますが、深掘りは別記事で予定。
型: I’ll 〜 / You’ll 〜 / It’ll 〜
✅ I’ll call you back in 5 minutes.(5分後に折り返すね)
✅ You’ll enjoy this movie.(この映画楽しめるよ)
✅ It’ll work out.(きっとうまくいくよ)
→ 自分の決意・相手への確信・予測すべてに使える万能パターン。
型: You must be 〜 / It should be 〜 / He might be 〜
✅ You must be excited.(絶対ワクワクしてるでしょ)
✅ She should arrive in 10 minutes.(彼女は10分で着くはずだよ)
✅ It might snow tonight.(今夜は雪が降るかも)
→ 確信の強さで must(強)→ should(中)→ might(弱)を使い分ける。

「I’ll call you back」みたいな will の意思パターン、色んな場面で毎日聞きます!
使い分けチートシート
助動詞は「コアイメージ」と「使う場面の感覚」で選ぶもの。フローチャートで機械的に決めるより、「この気持ち = この助動詞」のチートシートで覚えるのが実用的です。

🎯 伝えたい気持ち別
🔵 可能性グループ
✏️ 「〜できる」「〜の可能性」
→ can(可能性)/ could(控えめな可能性)
✏️ 「〜かもしれない」
→ may(推量)/ might(控えめな推量)
🟠 意思グループ
✏️ 「〜するつもり」「きっと〜だろう」
→ will(意思・確信)/ would(控えめなwill)
🟣 義務・推測グループ
✏️ 「絶対〜だ」「〜しなきゃ」
→ must(強いプレッシャー・強い確信)
✏️ 「事情で〜しなきゃ」
→ have to(やるべき事情を持っている)
✏️ 「〜した方がいい」「〜のはず」
→ should(普通だったらそうする・そうなる)
📏 丁寧度の軸(過去形=距離感)
丁寧 ← could / would / might ⇄ can / will / may → カジュアル
⚡ 強さの軸(義務・推測)
強 ← must > have to > should → 弱
「決められない」と感じたら、まず 「自分が言いたい気持ち」 をはっきりさせる。そこから自然に助動詞が選べるようになります。
助動詞 定着クイズ
覚えたかチェック!次の( )に入る助動詞は?
Q1. ( ) you carry this box?(この箱運んでもらえますか?)
Q2. I ( ) catch the last train.(最終電車に乗らなきゃ)
Q3. You ( ) be busy.(絶対忙しいでしょ)
Q4. He ( ) call later.(彼は後で電話してくるかも/控えめに)
Q5. You ( ) eat more vegetables.(もっと野菜食べた方がいいよ)
▶ 答えを見る
Q1. Could(過去形で丁寧)
Q2. have to(日常会話の義務)
Q3. must(強い確信)
Q4. might(控えめな推量)
Q5. should(普通だったら〜した方がいい)
💡 補足|助動詞の親戚 would like to / used to
メイン9つの他に、「助動詞っぽく使う表現」が2つあります。
📕 以下、すなおの著書「3秒英作文」から一部抜粋
would(控えめな意思)+ like(〜が好き)=「〜だったら好ましい」というニュアンスから、「〜したい」を丁寧に伝える超頻出表現に。
✅ I’d like to order a coffee.(コーヒーを注文したいです)
✅ Would you like some water?(お水はいかがですか?)
→ カジュアル版は want to 〜。
過去の習慣を表す表現。「今はやってない」というニュアンスが含まれる。
✅ I used to play soccer.(昔はサッカーやってた/今はやってない)
✅ Did you use to live in Tokyo?(昔は東京に住んでたの?)
→ 「今との対比」がポイント。
助動詞は「型」で覚えると会話で出てくる
ここまで9つの助動詞のコアイメージを解説してきましたが、実はこうしてルールを頭で考えてる間は、会話ですらっと出てこないのが本音です。
「これは強い義務だから must かな…? いや日常会話だから have to かな…?」と組み立てようとしている間に、ネイティブの会話はどんどん先に進んでしまう。会話で使えるようになるには、組み立てるんじゃなく「型」で覚える必要があります。
「文法を考えずに、英語を口からスラスラ出したい」——そんな人には、著書「3秒英作文」がおすすめです! 助動詞9つ+would like to/used toを含む英会話で頻出のテーマを、コアイメージと例文で網羅。英文法を自然なフレーズで学びながら身につけられる1冊。

3秒英作文
助動詞9つ+would like to/used to を含む英会話で頻出のテーマを、コアイメージと例文で網羅。
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各助動詞の「使える型」が Q.17〜Q.26 に集まってるから、コアイメージと一緒に体に染み込ませてね!
まとめ|助動詞は「動詞に気持ちを足すスイッチ」
- ✅ 助動詞 = 動詞に気持ちを足すスイッチ
- ✅ メインは9つ(will / can / could / may / might / would / must / have to / should)
- ✅ 3グループに分けて整理:可能性 / 意思 / 義務・推測
- ✅ 過去形=距離感=控えめ・丁寧(could / would / might)
- ✅ 強さの順番:must > have to > should
- ✅ 「型」で丸暗記すると会話で自然に出てくる

「動詞のスイッチ」のイメージさえあれば、助動詞はもう怖くない! 迷ったら3グループ+強さで考えれば9割解決するよ。
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