命令文の使い方|相手をうながす英語を一発マスター

英文法

こんにちは、すなおです!

「静かにして」「気をつけて」「一緒に行こう」――こういう、目の前の相手に“行動をうながす”ひと言、とっさに英語で出てきますか? これ、英語ではまとめて「命令文」=相手をうながす言い方。形はいくつかありますが、芯はたった1つ=「動詞はいつも原形」。ここさえつかめば、会話でパッと使えるようになります。

  • ✅ 「〜して」と言いたいけど、英語の形が分からない
  • Be quietBe って何? なんで Are じゃないの?
  • ✅ 命令文って“上から目線”で失礼にならない?
  • Let’s って結局どういう意味?

でも大丈夫。「相手をうながす言い方」は、言いたいこと別にたった3つ。あとは、強く言うか・やさしく言うかの違いだけです。

🗺️ この記事でわかること

相手をうながす3つの言い方
「やって」Open 〜. / Be 〜.
「やらないで」Don’t 〜.
「一緒にやろう」Let’s 〜.
→ どれも芯は 「動詞はいつも原形」

+ やわらかさは自由に調整
同じ言い方でも、強め⇄やさしめ。
please をつければ、さらにていねいに。

まずは「やって」から、目の前の相手に動詞を原形のままわたす感覚をつかみましょう。

マナブ
マナブ

「静かにして」って言いたいとき、You are quiet?…いや違うな、って毎回フリーズしちゃうんです。

すなお
すなお

そこは Be quiet でOK。うながす言い方は「動詞を原形にする」だけだから、じつはふつうの文よりカンタン。どんな場面でどう使うか、これから一緒に見ていこう!

コアイメージ|動詞を「原形のまま」相手にわたす

命令文のコアイメージ|動詞を原形のまま相手にわたす

命令文は、目の前の相手に動詞をそのまま手わたしするイメージです。相手は「あなた(you)」に決まっているので、主語は言いません。動詞も飾らず、原形のままポンと置きます。

命令文のしくみ:
・ふつうの文 You open the door.(あなたはドアを開ける)
・主語の You消すOpen the door.(ドアを開けて)
・動詞は原形のままopensopened にしない)
📖 これがいちばん大事
命令文では、言いたい動詞をいつも原形で使う。主語 you も、do/does も、三単現の s もいりません。いちばん基本の形は、その原形をそのまま文の頭に置くだけです。
ぺんぺん
ぺんぺん

主語を消して、動詞は原形のままでいいんだね。たしかにふつうの文よりラクかも!

① やって(一般動詞)|動詞をそのまま言う

go / open / look などふつうの動詞は、そのまま原形で文の先頭に置くだけです。

1You open 〜.Open 〜.

主語の You を取って、動詞の原形から始めるだけ。
You open the window.(あなたは窓を開ける)
You を消すと…
Open the window.(窓を開けて)
ほかの例:Look at this.(これ見て)/ Come here.(こっちおいで)/ Wait a minute.(ちょっと待って)

② 〜でいて(be動詞)|「Be 〜」で言う

ここが多くの人のつまずきポイント。「静かにして」「気をつけて」のように状態を伝える命令は、am / is / are ではなく 原形の Be で始めます。

2You are quiet.Be quiet.

am / is / are はぜんぶ be が変身した姿。命令文は原形を使うので、変身前の Be に戻します。
You are quiet.(あなたは静かだ)
↓ 命令文に…
Be quiet.(静かにして)
ほかの例:Be careful.(気をつけて)/ Be honest.(正直に言って)/ Be nice.(やさしくね)
be動詞の使い方 へ。

⚠️ Are quiet とは言わない
Are quiet.Is careful.
Be quiet.Be careful.
命令文はいつも原形。are/is ではなく be です。
コン太
コン太

Be careful は海外ドラマでもめっちゃ聞くよ! まるごと覚えちゃえば一生モノだね。

③ やらないで(否定)|「Don’t 〜」で言う

「〜しないで」は、命令文の頭に Don’t を置くだけ。あとの動詞はやっぱり原形です。

3Open 〜.Don’t open 〜.

命令文の頭に Don’t を足すだけ。
Don’t worry.(心配しないで)
Don’t touch it.(それにさわらないで)
be動詞の命令を打ち消すときは Don’t be 〜Don’t be shy.(恥ずかしがらないで)/ Don’t be late.(遅れないでね)

⚠️ 「〜しないで」は Don’t beDon’t are ではない
Don’t are shy.
Don’t be shy.(恥ずかしがらないで)
ここでも are ではなく原形の be
すなお
すなお

「肯定なら Be 〜、否定なら Don’t be 〜」。be動詞の命令はこの2つだけ覚えればOKだよ!

④ 一緒にやろう(さそい)|「Let’s 〜」で言う

相手をさそうときは Let’s + 動詞の原形。Let’sLet us(私たちに〜させて)の短縮で、「一緒に〜しよう」という意味になります。

4Let’s + 動詞の原形

Let’s go.(行こう)
Let’s have lunch.(お昼食べよう)
「やめておこう」と否定するときは Let’s notLet’s not worry about it.(気にするのはやめよう)

ぺんぺん
ぺんぺん

Let’s のあとも原形! 結局どの形も「動詞は原形」でつながってるんだね。

命令文はキツい?|声のトーンでやわらぐ

ここからは「言い方(トーン)」の話。「命令文」と聞くと失礼に聞こえないか心配ですよね。でも、同じ言葉でも声のトーンで印象は大きく変わります

📖 「Do! / Don’t!」のコアイメージ
「やって!」という行動を、命令にもカジュアルなお願いにもできる。
【重要】声のトーンによって伝わり方が大きく変わるので、言い方に注意!
 ・命令=強く言う/上から言う … 「急げ!」Hurry up!
 ・カジュアルなお願い=優しめに言う … 「急いで」Hurry up.
『3秒英作文』 Q9のSTEP2 より引用

言葉は同じでも、トーンでやわらぐので、必要以上にこわがらなくて大丈夫。どうしても気になるときや、さらにていねいに言いたいときは、次の please が活躍します。

ていねいに言いたいときは please

命令文はそのままだと少し強めに聞こえることも。please をつけると、ぐっとやわらかくなります。

💡 please の位置は前でも後ろでもOK
Please sit down.(どうぞお座りください)
Sit down, please.(座ってくださいね)
後ろにつけるときは , please とコンマを入れるのが自然です。

よくある間違い3つ

命令文でつまずくポイントを3つ。ここだけ気をつければ大丈夫です。

1be動詞の命令で Are / Is を使ってしまう

Are careful.
Be careful.(気をつけて)
命令文は原形。are/is ではなく be

2「〜しないで」を No / Not で言ってしまう

No touch.Not run.
Don’t touch.Don’t run.
否定の命令は頭に Don’tNoNot ではない。

3動詞に sed をつけてしまう

Opens the door.Opened the door.
Open the door.(ドアを開けて)
命令文はいつも原形。三単現の s も過去の ed もつけない。

ぺんぺん
ぺんぺん

結局ぜんぶ「動詞は原形」に戻ってくるね。これなら覚えやすい!

すなお
すなお

そうそう! 細かい使い分けより、まず Be carefulDon’t worry をそのまま口に出すのが一番の近道だよ。

📌 もっと知りたい人へ:「〜しなさい、そうすれば/さもないと」

命令文のうしろに andor をつけると、ちょっと便利な言い回しになります。

① 命令文 + and 〜(〜しなさい、そうすれば…)
Hurry up, and you’ll catch the train.(急げばその電車に間に合うよ)

② 命令文 + or 〜(〜しなさい、さもないと…)
Hurry up, or you’ll be late.(急がないと遅れるよ)

最初は「and=そうすれば」「or=さもないと」とだけ押さえればOK。会話で困ることはほぼありません。

会話でよく使う命令文 ベスト3

そのまま覚えて即使える定番の命令文を3つ。まずはこれを口に出してみてください。

🥇 第1位| Take care.(じゃあね・気をつけてね)

使うシーン: 別れぎわのあいさつ。「またね」のニュアンス。

型: 動詞の原形 〜

✅ See you! Take care.(じゃあね、気をつけて)

→ メールや会話の締めにそのまま使える定番。

🥈 第2位| Don’t worry.(心配しないで)

使うシーン: 相手を安心させたいとき。

型: Don’t + 動詞の原形

✅ Don’t worry. It’s OK.(心配しないで、大丈夫だよ)

→ 否定の命令文のいちばんの基本形。

🥉 第3位| Let’s go.(行こう)

使うシーン: 相手をさそって動き出すとき。

型: Let’s + 動詞の原形

✅ OK, let’s go.(よし、行こう)

→ 「一緒に〜しよう」のさそい文句。テンポよく言える。

理解度チェック|命令文クイズ5問

日本語に合うように、カッコの中から正しい方を選んでください。

Q1.Open / Opens ) the door. (ドアを開けて)

Q2.Are / Be ) quiet. (静かにして)

Q3.Don’t / Not ) worry. (心配しないで)

Q4. Don’t ( be / are ) shy. (恥ずかしがらないで)

Q5.Let’s / Let ) have lunch. (一緒にお昼を食べよう)

▶ 答えを見る

Q1. Open(命令文は原形。opens にしない)
Q2. Be(状態の命令は BeAre にしない)
Q3. Don’t(否定の命令は頭に Don’t
Q4. beDon’t be 〜 でひとセット)
Q5. Let’s(「一緒に〜しよう」は Let’s +原形)

まとめ|相手をうながす言い方はこれだけ

命令文 = 目の前の相手に“行動をうながす”言い方。芯はいつも「動詞は原形」

言いたいこと別の3つ
やって(動詞はそのまま原形)
 └ 一般動詞:Open the door.
 └ be動詞:am/is/are ではなく BeBe quiet.
・やらないで(否定):頭に Don’tDon’t worry.Don’t be late.
・一緒にやろう(さそい):Let’s +原形(Let’s go.

やわらかさは自由に
・強め⇄やさしめは声しだい。さらにやわらかく言うなら please

すなお
すなお

「動詞はいつも原形」。これさえ押さえれば、命令もさそいも自由自在だよ!

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