リスニングしても内容を忘れてしまう3つの原因。

リスニングの勉強を進めていくと

なんてお悩みをよく聞きます。

この記事では、そんなお悩みに対して、なぜ聞いた内容を忘れてしまうのか？どうしたらきちんと聞いた内容を覚えていられるようになるのか？その方法までご紹介します！

という方は英語が聞こえない理由はこれ！〜英語が聞こえる三つのコツ〜の記事を参考にしてみてください。

リスニングしても忘れてしまう理由

リスニングしても聞いた内容を忘れてしまう理由は大きく三つあります。

・英語脳ができていない
・文で聞き取れていない
・イメージできていない

ご自身がどこに当てはまっているのか確認してみてください。

英語脳ができていない。

という方は英語脳で理解できていません。「英語脳で理解する。」というのは英語は英語のまま理解するということです。例えば、

I have been wanting this car for a long time, and finally I was able to buy it!

これを一語一語正しい日本語の訳に直していたら追いきれなくなってしまうのは当たり前なんですね。なので、英語のままこの文を理解しなくてはいけません。

この文章を見て後ろから訳そうとしていたらすぐにその読み方はやめてください。

その読み方では、英語力は伸びません。必ず英語脳で読む・聞く・喋るようにしてください！

英語脳の作り方は英語脳の作り方！〜日本人が英語が苦手な理由〜の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

文で聞き取れていない

という方は、

単語が聞き取れるようになってくると、

と思いがちなのですが、これは知っている単語が増えてきて部分・部分聞こえているだけで、実際にしっかりと言っていることが理解できているかと言われるとできていないということがほとんどです。

例えば先ほどの文で、

I have ( ) ( ) this car for ( ), and ( ) I was ( ) buy it!

こんな感じで聞こえていても、理解できている内容は

くらいですが、「理解できている。」と錯覚してしまいます。そうではなくて、英語はある程度塊で理解するようにすると理解しやすくなります。今回の文で言えば、

I have been ~ing：ずっと〜している。

for a long time：長い間

was able to：〜できた

のようによく使われる用法がたくさんあります。これらを単語で理解するのって無理がありますよね？“have”だけ聞き取れてしまったら「持つ」と訳してしまいますし、“time”だけ聞き取れてしまったら「時間」と訳してしまうかもしれません。

こう言ったよく使われるフレーズというのはある程度決まっています。単語だけでなくこういったよく使われるフレーズもしっかりおさえておくことでリスニングが大分楽に聞き取れるようになります。

イメージできていない

という人は、聞こえた英語をイメージできていない可能性が高いです。そして、

という人のほとんどが聞こえた英語をイメージできていません。例えば、映画を観ていて

と言われたら、日本語でも難しいと思います。しかし、「誰と誰が付き合いましたか？」「誰が犯人でしたか？」「誰が生き残りましたか？」などの要点は鮮明に覚えていますよね？リスニングも同じ原理です。リスニングしたものを

I have been wanting this car for a long time, and finally I was able to buy it!

と文章で覚えても、絶対に次の文が流れてくれば忘れてしまいます。そうではなくて、要点・要点をしっかりとイメージしてください。この文章であれば、こんな情景がイメージできているでしょうか？

このようにイメージで覚えることで、リスニングした内容を忘れなくなるのはもちろんですが、要点を押さえて聞くこともできるようになりますし、リスニングした内容の全体像の把握もできるようになります。文を聞いたらその内容をイメージするようにしましょう！

最後に

今回は、リスニングした内容を忘れてしまう理由とその解決法をご紹介しましたが、これらの方法はあくまでも基礎的な英単語や英文法・発音などを知っている上で意識することでより効果を発揮します。まずは、土台となる基礎が一番大切ですので、そこをお忘れなくお願いします！

この記事が少しでも皆さんの英語学習の助けになれば幸いです。

That’s it!!