こんにちは、すなおです!
「He can be annoying.」「Can you open the door?」――日常でめちゃくちゃ出てくる can。でも can=「できる」だけで覚えていると、He can be annoying. を「彼はうっとうしくなることができる」と訳してしまって、意味が変になります。
- ✅ can=「できる」だと、うまく訳せない文がある
- ✅ canの「可能性」は may / might と何が違う?
- ✅ Can I…? / Can you…? の使い分けがふわっとしている
- ✅ 「見える・聞こえる」って英語でどう言う?
でも大丈夫。canはたった1つのコアイメージ 「可能性がある(中に秘めたポテンシャル)」 をつかめば、6つの使い方が全部つながります。順番に整理していきましょう!

can=「できる」で覚えてたのに、訳すと変になる文があって…。Can I~? と Can you~? の違いも正直あいまいです。

大丈夫。canはたった1つのコアイメージ「可能性がある」で、6つの使い方が全部つながるよ。順番に整理しよう!
canのコアイメージ|可能性がある
canのコアイメージは 「可能性がある(中に秘めているポテンシャル)」です。まだ表に出ていなくても、「起こりうる/やりうる」状態が中にある——これがcanの正体です。

たとえば He can be annoying. を「彼はうっとうしくなることができる」と訳すと変ですが、コアイメージで考えると——
He can be annoying.(彼はうっとうしいときもある)
このように「〜なこともある」が自然な訳になります。みんなが知っている「can=できる」も、実はこの「可能性がある」の一部にすぎません。では、この1つのイメージから生まれる6つの使い方を見ていきましょう。

「可能性がある」さえ握っておけば、丸暗記しなくていいんだね!
使い方①|可能性「〜なこともある」
canは「一般的に起こりうる」という可能性を表します。日本語の「〜なこともある/〜でもありうる」がピッタリです。
He can be wrong.(彼は間違えることもある)Summers here can be really hot.(ここの夏は本当に暑くなることがある)
💡 may / might との違いがいちばん大事
canの可能性は「(いつでも)〜なこともある」という性質・傾向。一方 may / might は「(今)〜かもしれない」というその場の推測です。He can be wrong.(間違えることもある=性質)/ He might be wrong.(今間違ってるかも=推測)
→ may / might の詳しい使い分けは mayとmightの違い へ。
否定の can’t be は「〜のはずがない」という強い否定になります(She can't be right.=彼女が正しいはずがない)。
使い方②|能力「〜できる」
いちばん有名な「〜できる」です。これも 「能力を秘めている」=可能性の一種、と考えればコアイメージ通りです。
I can swim.(私は泳げる=泳ぐ能力を秘めている)I can speak three languages.(私は3か国語を話せる)
能力のcanは be able to や be capable of に置き換わることもありますが、ニュアンスは少しずつ違います。3つの使い分けは can / be able to / be capable of の違い でくわしく解説しています。
使い方③|知覚「見える・聞こえる」
日本人がいちばん抜けやすいのがこれ。see / hear / feel / smell / taste / understand などの知覚・状態の動詞は、canをつけて「見える・聞こえる」を表します。
I can see Mt. Fuji from here.(ここから富士山が見える)I can hear you.(あなたの声が聞こえるよ)I can smell something burning.(何か焦げ臭いにおいがする)
「〜が見える・聞こえる」は can see / can hear が定番です。
💡 “見える” と “見えてる” の違い
I can see the ocean.=「海が見える」(見える状態・視界に入る)/ I see the ocean.=「海が見えてる」(今まさに目に入ってる)。どちらも自然ですが、「〜が見える」と描写するなら can see が定番です。
※目的語のない I see. 単体だけは「なるほど・分かった」の意味になります。
使い方④|許可「〜してもいい」
「〜する可能性をあなたに与える」=許可です。家族や友達へのカジュアルな「いいよ」によく使います。
You can use my laptop.(私のパソコン、使っていいよ)Can I use your pen?(ペン、借りていい?=許可をもらう側)
逆に、否定の can’t は「〜してはいけない(禁止)」になります(You can't park here.=ここは駐車禁止)。なお、かしこまった場面では May I…? も使いますが、日常では Can I…? が標準です。

学校だと「May I…?」で習ったけど、ふだんは「Can I…?」でいいんだね! canって“許可”にもなるのか〜。
使い方⑤|依頼「〜してくれる?」
相手に「それ、できる可能性ある?」と尋ねる=依頼です。
Can you open the door for me?(ドアを開けてくれる?)
canの依頼は直接的でカジュアル。ていねいにしたいときは Could you…? を使うと「開けていただけますか」と控えめになります。
使い方⑥|提案・申し出「〜しようか?」
「〜できる可能性」を相手に差し出す=提案・申し出です。
Can I help you?(お手伝いしましょうか?)We can meet at 7 if you like.(よければ7時に会うこともできるよ)

Can I help you? は会話でめっちゃ使うね! 「手伝おうか?」がサッと言えるとかっこいい!
理解度チェック|canクイズ5問
カッコに入るのは? コアイメージを思い出して選んでみてください。(本文と違う例文で力試し!)
Q1. This medicine ( can / might ) cause sleepiness. (この薬は眠気を起こすことがある)
Q2. A: Where’s Tom? B: He ( can / might ) be in the kitchen. (A: トムはどこ? B: キッチンにいるかもね)
Q3. A: Mix blue and yellow to make green. B: Ah, I ( see / can see )! (A: 青と黄色を混ぜると緑になるよ B: ああ、なるほど!)
Q4. You ( can / can’t ) use your phone during the exam. (試験中はスマホ禁止だよ)
Q5. It’s raining. ( Can / Must ) I give you a ride? (雨だね、車で送ろうか?)
▶ 答えを見る
Q1. can(「〜することがある」=一般的な可能性。薬の作用など性質を表す)
Q2. might(「今〜にいるかも」=その場の推測。canは今の推測には使わない)
Q3. see(相づちの「なるほど・分かった」は目的語なしの I see!。目的語があれば I see the ocean=海が見える、と「見える」になる。I can see は「目に見える」)
Q4. can’t(許可の否定=禁止)
Q5. Can(可能性を差し出す=申し出・提案)
まとめ|canは「できる」より「可能性」
canの6つの使い方は、すべて1つのコアイメージ 「可能性がある」 から生まれています。

canのコアイメージ:可能性がある ①可能性:〜なこともある(否定 can't be=〜のはずがない) ②能力:〜できる ③知覚:見える・聞こえる(I can see / hear …) ④許可:〜してもいい(否定 can't=禁止) ⑤依頼:〜してくれる? ⑥提案・申し出:〜しようか?

「can=できる」で止まらず、「可能性がある」で考える。これだけで、訳せなかった文がスッと読めるようになるよ!

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- 助動詞 完全ガイド|コアイメージで使い分けマスター(canを含む9つの助動詞の全体マップ)
- can / be able to / be capable of の違い(能力のcanの深掘り)
- mayとmightの違い(「今〜かも」の推量はこちら)
- must haveとcan’t haveの使い方(can’t=「はずがない」の推理ファミリー)
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コメント
[…] 詳しくはcanの正しい4つの使い方!〜can=「できる」ではない!〜の記事で紹介しているので、こちらの記事も参考にしてみてください。 […]
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[…] 詳しくはcanの正しい4つの使い方!〜can=「できる」ではない!〜で詳しく解説していますのでよければこちらも参考にしてみてください。 […]
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