canとbe able toとbe capable ofの違い〜こんなに違かった!?〜

英文法

 

be able to/can/capable ofって全部「〜できる」でいいの?

すなお
すなお

違ぁ〜〜〜う!!!!!

この三つよく似た意味で覚えている人が多いんですが、明確な違いがあります。ということでこの三つの違いについてご説明していきたいと思います。

canの意味

まずはcanの使い方について説明します。

canはよく「〜できる」と訳されれるんですが、この覚え方はあんまりよくありません。というのもcanは日本語の「〜できる」よりももっと広い意味で使われるからです。

どんな意味で使われるかというと

can:潜在的な能力や自由度・性質の可能性を表す

。。。?

という方も多いと思うので、簡単に例をあげてcanの使い方を説明します。

can(能力):「〜できる」

I can do it!「私にはできる。

という「〜できる」つまり「能力がある。」という使い方もします。

can(可能性):「〜になり得る。」

He can be annoying.「彼は鬱陶しい時もある。(なり得る。)

という「可能性」を表す意味になります。

can(許可):「〜してもいいですよ」

Can I go now?「もう帰ってもいいですか?」

という「許可」を取る時の表現としても使われます。

can(依頼):〜してくれませんか?

Can you open the door for me?「ドアを開けてもらえますか?

という「依頼」をしたい時の表現としても使われます。

この四つの使い方がcanにはあるということをまずはご理解ください。

そしたら、いよいよ本題のcanとable toとcapable ofの違いを説明していきます。

canとbe able toの違い

まず、can=be able toで説明されますが、違います!正確には

can「能力」= be able to

「能力」のcanとだけ=になるんですね。be able toには「〜できる(能力がある)」の意味しかないんです!

なので

I can do it.「私ならできる。」=I’m able to do it.

とは言えるんのですが、

   ❌ He can be annoying.「彼は鬱陶しい時もある。」≠He is able to be annoying.

とは言えないんですね。

He is able to be annoying.「彼は鬱陶しくなることができる。

という意味になってしまいます。また、

     ❌ Can I go now?「もう帰ってもいいですか?」≠Am I able to go now

だとニュアンスが

Am I able to go now?「僕は今行くことができるの(能力はあるの)?

になってしまいます。

be able toは「能力」の意味しかありません。そして、「能力」の部分でも微妙なニュアンスがあります。

もうこれ以上やめてください。。。

って思ってる方大丈夫です。きっちり使い分けできるようになりますのでもう少し頑張りましょう!

まず、

can:潜在的に「能力がある。」

っていう意味なんですが、

be able to:事実的・物理的に「能力がある。」

という意味の違いがあります。

なので、

I can do it.「私にはできる可能性があるね。」

っていうニュアンスに対して

I’m able to do it.「能力があるから私にはできるよ。」

となります。「能力が」っていうところを強調できるイメージになります。

be able toとcapable ofの違い

じゃあbe able to とcapable ofの違いはなんなの?

についてご説明していきたいと思います。使い方としては

  • be able to V
  • be capable of ~ing

っていう使い方の違いがあります。

皆さんの知りたいのはおそらく意味の違いだと思います。なので、先に意味を言ってしまうと

be able toには

①事実的・物理的に能力がある

②有能・優秀

の意味があります。一方、

be capable ofには

①潜在的に能力がある。

②有能な、熟練した

なんのこっちゃ?

と思われていると思うので少し例文で説明していきます。

まず、同じ使い方ができる場合は、

I’m able to run fast.「僕は早く走ることができる。」=I’m capable of run fast.

I’m an able man.「僕は有能な人間です。できる男です。」=I’m a capable man.

こんな使い方をするときは同じように使えます

逆に違いはなんなの?

もう一度になりますが、

able:事実に基づいたり物理的に能力がある・可能な時。

capable:潜在的に能力がある。

という違いがあります。例で考えるとわかりやすいですが、「あることをできる能力はあるんだけど、時間がないのでできない。」って言う時ありますよね?

この数式が解けないんだけど、助けてくれない?

って友達に聞かれた時、あなたがすごく急いでいて時間がないとします。すると

I’m capable of solving the equation, but I have to go now so I’m not able to help you.「その問題を解くことはできるけど、今すぐ行かなきゃいけないから君を助けることはできないよ。」

って言うことができます。その問題解けるんだけど、時間がないから事実的には手伝えないよ。ってことです。

そう考えると先ほどの

I’m able to run fast.「僕は早く走ることができるよ。」

I’m capable of run fast.「僕は早く走ることができる潜在能力はあるよ。」

という微妙なニュアンスの違いがあるんですね。

まあこの文に関しては「早く走れる」で間違い無いんですが、be able toとbe capable ofの違いを意識だけしておくと面白いですよね。

まとめ

canの使い方「〜できる(能力)」「〜し得る(可能性)」「〜してもよい(許可)」

be able tobe capable ofの使い方「〜できる(能力)」のみ

・canは「可能性があってできる。」

・be able to「事実的・物理的に能力があってできる」

・be capable ofは「潜在的に能力があってできる」

使う場面によっては大きな違いになってくるので、ぜひ使い分けしてみてください!

That’s it!!

コメント

  1. […] canと同じように「〜できる」として使われるbe able to やcapable ofとの違いについてはcanとbe able toとbe capable ofの違い〜こんな…の記事で解説していますので、気になる方はこちらも参考にしてみてください! […]